日本パフューマリー協会の第6回セミナーでは、国内で最初のハーブ農園として知られる1941年創業の鹿児島県指宿市「開聞山麓香料園」にスポットライトを当てながら日本の香料産業における歴史を掘り下げます。
明治維新によって鎖国が終わり、海外との貿易が再開されると、日本でも多くの西洋フレグランスが普及し始めました。
大正時代になると国産のフレグランスの制作も進みます。
香料会社の委託を受けて昭和に始まった天然香料の栽培・蒸留の取り組みにより、日本でも海外産に劣らない香りを生み出してきました。
現在国内で使用される天然香料のほとんどが外国産となる中で、「開聞山麓香料園」では現在もホウショウ(芳樟)をはじめとしてレモングラスやローズマリーなどの栽培・蒸留を行っています。
80年以上の歴史を持つ香料園が現在も守り続けるエッセンシャルオイル(精油)の蒸留の様子を、蒸留工場の内部を有馬氏が撮影された動画でご紹介する予定です。
有馬先生の体験レポートとともにぜひお楽しみください。
事前にホウショウ(芳樟)の香りがついたムエットを郵送いたします。
開聞山麓香料園 https://koryoen.com/
JPA第6回セミナー
「香りとともに80年〜日本初のハーブ農園・開聞山麓香料園〜」
■■ZOOMでのLive形式!■■
日程: 2025年1月24日(金)
時間: 19:00〜20:00
講師: 有馬育子氏(サンキエムソンスジャポン講師)
形式: オンラインLIVE(ZOOM使用)
※後日期間限定で動画を公開する予定ですので、リアルタイムで参加いただけない場合も是非ご検討ください。
JPAフェロー会員参加費: 3,600円
※フレンド会員の方は
こちらのページからお申し込みください。
申込期限:2025年1月10日(金)23:59:59
講師 有馬氏からのコメント
「香料園は、薩摩富士とよばれる美しい開聞岳の麓にあるハーブ農場です。
蒸留の過程や歴史を深く知ることで、香りの世界にさらに興味を持っていただけることを願っています。ぜひお気軽にご参加ください。」
講師プロフィール
有馬育子 / Ikuko ARIMA
サンキエムソンス ジャポン講師
IFF社、Firmenich社、MANE社にて、約20年間にわたりエヴァリュエーターとして香りの評価や開発に従事。 その豊富な経験を活かし、現在はパフューマリースクール「サンキエムソンス」で講師を務め、香りに興味を持つ受講生の学びをサポートしている。